今年の九州地方の梅雨入りは例年より早かった。
梅雨入り宣言を待たず、連続した雨の日が続き、毎日ジメジメが
続く。
週間予報を見ても傘マークばかり。
程なくして梅雨入りした模様という発表があった。
ひどい雨も何度かあり、山間部や川沿いの近くに住んでおられる人たちは
気が気ではない日が続く。
いや他人事ではない。いつ自分の身に降りかかるか・・
通勤経路には橋が架かっている。一級河川も渡る。
橋を渡らなければ職場へは行けないのだ。
雨が断続的に続き川は泥水になった濁流のような水が轟轟と流れる。
熊本市内では河川敷に駐車していたトラックが半分ほど水没していた
映像を見た。（今月の初めあたり？）
翌日の作業に備えて河川敷に駐車していたらしい。
大丈夫だろう、そんなに降らないだろう、ここは町中だから水は流れて
来ないだろうという思いこみが招いた結果だと思う。
自分は大丈夫、この家は大丈夫、家は高台だから水は来ないなんて
いう思いこみは決して持ってはならないと思う。
去年の熊本県の人吉豪雨災害に関して「高台に建っている家だから大丈夫
だろうと思っていた」という被災者の話が新聞に掲載されていた。
自然は美しい。美しいがその反面脅威になる。
美しい清流が大雨によって濁流になり橋や家々や人々を押し流す。
自動車だって押し流されるのだ。
自分は大丈夫という根拠のない自信が悲劇を招くことがある。
そうならないためにも避難は早めにしたほうがいいと思う。
もし水害なら水が近くまで来ていたら既に危険な状態なのだから。
水が引いたからといってすぐに車で出歩くのも危険だ。
会社の人間が水たまりだと思って通過しようとした所が、陥没して
おり、身動きが取れなくなった上に車内にまで水が入って来た。
本人は怪我もなく無事であったのだが車は廃車になったらしい。
命が助かって良かった。
雨が止んだから、水が引いたからといって安心はできないということ
だと思う。
最近の熊本地方は晴天が続く。梅雨の晴れ間だ。
休日に晴れると助かる。洗濯物も片付くし、布団も干せる。
家の中の掃除も窓を開け放ってできる。
先週末もかなり気温は上がったが、晴天であった。
晴天でお出掛け日和であったが緊急事態宣言中である。
むやみに出歩くのもどうかと思い、ハルと過ごす。
朝干した洗濯物は３時ごろには取り込む。
取り込んだ洗濯物の上に寝転ぶヤツがおる。
そうだろ、そうだろ。お日様の熱がまだ残ってるからね。
だけど毛だらけになるからどいておくれ。
気持ちいいからね。その気持ちはよくわかるよ。だけどほら、毛が・・
あっという間に目をつぶり、眠りに入る。
カラっと乾いた洗濯物は気持ちのいいものだ。
しばらくこのままにしておこう。
今日は暑いし、焼きナスなんかもいい。冷奴もよさそうだ。
暑くなると食卓のメニューも変わる。夏野菜をメインに食卓は一気に夏めいて
きた。
暑さで食欲が落ちないよう工夫をする。
カツオと昆布の出汁を取っていた鍋の蓋を開けるとすぐに駆け付けるヤツが。
鼻がいい。さっきまで洗濯物の上で寝てたのに。
最近カツオ風味にめっぽう敏感になりおって。
先日カツオのなまり節を与えてから味をしめたのか、すぐキッチンにやってくる。
お出汁だからね。食べられないよ。
出汁ガラなら上げてもいいよ。味ないし。
香りでご飯？ウナギを焼く煙でご飯を食べるようなものかな？
じゃあご飯はいらない？
はいはい、すぐご飯にするからね。そんな目で見ないの。
災害も怖いけど、暑くなると熱中症の心配もある。そこんところも気を付けないと。
気を付けることばかり。
何だか気を抜けないというか・・
いらしてくださってありがとうございます。
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