熊本市西区に「慈恵病院」がある。
「赤ちゃんポスト」で有名になった病院だ。
個人的に初めて「赤ちゃんポスト」という名を聞いた時は違和感を感じた。
「赤ちゃんロッカー」をイメージしてしまったからだ。
いらなくなった子供を捨てる場所なのか?何てひどいものを設置するんだ?
と・・・
だが実際は様々な状況で子育てが困難になった人が子供さんを預けに来ると
いう所らしい。
年間に何人もの子供さんを預かっているという報道もある。
その子供さんは命が助かった子供たちだ。
だが子供を預けるだけでなく妊娠、出産に関して積極的に相談できる
窓口がある。
慈恵病院「SOS赤ちゃんとお母さんの相談室」という所だ。
(今日の熊本日日新聞にその慈恵病院の記事が載っていた。)
その相談室で18歳の少女と、彼女が出産した赤ちゃんの命が
救われたということだ。
親の虐待で家出をしていた少女が妊娠し、思いつめていた少女が慈恵病院に
助けを求めた。
少女は妊娠8カ月の時に慈恵病院に助けを求め、そこで男の子を出産したそうだ。
妊娠期間は病院のフォローを受け、出産後は育児について様々なことを教えて
もらったそうだ。
もし彼女が助けを求めなければどうなっていたか・・
一人で出産して、その後のことを想像すると胸が締め付けられるようだ。
だが少女は出産後のケアを経て、これからどうなるか。
もしかしたら子供さんは養子にと考えるかもしれない。
家庭の虐待のせいで高校には行かせてもらえなかったそうだし、今後の生活を
考えるとシングルマザーで小さな子供を抱えての生活は大変だと思う。
常に周りに二人を気にかけてくれる人たちや、生活の援助をしてくれる福祉が
あればこれから親子二人で幸せに暮らすことができるかもしれないが・・
個人的な思いだが、早い段階で子供に性教育をもっと積極的に行って、妊娠や
出産について詳しい話を聞く機会があればまた違ったかもしれないと思う。
妊娠するのは女性であって、それに加担した男性は知らん顔という状況が
大半のように思う。
避妊のことや、もし妊娠した場合どういう行動をとったらいいかを考えて
欲しいと思う。
できれば幼稚な考えで妊娠というのは避けて欲しいと思う。
国もこういった教育を積極的に推奨して欲しい。
(変態教師はその中に入れてはならない)
いくら少子化だからといって産めばいいというものではない。
幼稚なものが子供を産んだらどうなるか?どこかに捨てたり、殺したり・・
もうそんなニュースはうんざりだ。運よく殺さずにいても耳を塞ぎたくなる
ような虐待を繰り返す。
なぜか虐待をする人間は子だくさんだ。人としてどこか欠落している。
ワンコやニャンコだってちゃんと育てるのに。動物未満の人間ども。
また話が逸れた。軌道修正を・・
熱海では依然行方不明の方がおられる。
突然の災害であっという間に潰えた命。
人の命は儚いんだからね。だから尊いのだ。
早く見つかってご家族の元へと願うばかりだ。
また捜索に当たっている方々の体調も心配だ。
今も復興途中だ。
「夏目友人帳」というアニメがある。
作者は「緑川ゆき」さん。熊本出身の方だという。
両親を亡くした主人公「夏目貴志」は妖怪が見える。
親戚の家をたらいまわしにされ、嘘つきとか気味が悪いというような陰口を
叩かれ、周囲から疎まれていた孤独な少年が「斑」という妖怪に出会って、
(「斑」はいつもニャンコの姿で夏目に寄りそう)
友人もでき、自分の居場所を見つけたお話(だと思う)
その少年が人吉・球磨地方を旅する動画がいい雰囲気なのだ。
音楽もいい。ゆっくりとした時間を感じることができるいい動画だと思う。
やったね熊本県。なかなかセンスのいいチョイスだと思う。
人吉には「夏目友人帳」のグッズが置いているらしい。
動画の中で観光スポットも紹介されている。
動画の中の「鹿目の滝」(かなめのたき)は行ったことがないな~
今週末行って見ようか・・
ハル、またその箱?
そこが居心地がいいもんね。雷が鳴っても大丈夫だもんね。
居場所があるっていい。
病院に助けられた少女と男の子も居場所ができた。
ず~と暖かい居場所に居られることを願う。どうか幸せになって欲しい。
いらしてくださってありがとうございます。
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