週末、土曜日はまずまずのお天気。
阿蘇方面では雲海を見ようと張り切って早起きしたのだが(6時半起床)
夫曰く「遅い」だって。
前日の深夜までダブルワークをしていたので土曜の朝はゆっくり寝ていたかったが。
8時には阿蘇の大観峰あたりに到着したが雲海にはとても無理だった。
「雲海を見たければ4時起きだ」などと言いやがった。
いつか、そのうち見ることもあるだろう。
目的地は豊後高田市の「胎蔵寺」
お寺が目的なのだが、近くに摩崖仏があるのだ。
国指定史跡重要文化財の熊野摩崖仏。
大分県には摩崖仏が多くある。
岩肌にきれいに彫ってあるのだ。
だがそのお顔を見るために石段を上らねばならない。
入口で拝観料300円を支払い、登り口へ。
拝観料を支払う時、「杖をどうぞ」と言われた。
私たちにだけではなく、全員に声を掛けていた。
何故なら・・・この石段はかなりきついから。
廻りの景色にきつさが少しは紛れる。
し~んと静まり返り、日常を忘れる。
石段は鬼が築いた石段だとか。
一番上に神社があるのだが、距離にして350メートルほど。
だがこう勾配がきつくては350メートルが3キロほどに感じられる。
それくらいきっついきっつい石段なのだ。
あまりのきつさに呆然とする夫。日頃の運動不足を自覚した瞬間。
そしてようやくお顔を拝することができた。
ことらは不動明王像。
そしてその右側におられるのが大日如来像。
ここは何だか空気が違う。ピンと張った感じと心安らぐ感じが入り混じった
ような感じがして、命の洗濯をしたような気分である。
この二つの像は鎌倉時代のものであるとか。
数百年もの間、このままのお姿であったのかと気が遠くなる。
そして再び石段を上る。一番上の神社に着く頃に酸欠でまた気が遠くなる。
酸素が薄いわけでなく息が上がってしまう石段。
杖があって良かった。手摺があって良かった。
そして下り。太ももの前の方に力が入り、全身の筋肉を使った。
よい運動であったように思う。
また折があれば摩崖仏のことに触れたい。
肝心の胎蔵寺だが、お寺の方がまだ来られておらず、参拝ができなかった。
金のシールを貼りたかった。(宝くじのご利益目当て)
また来るか・・
翌日、案の定筋肉痛。
だが町内の美化活動の日。痛い筋肉痛を我慢し草を刈る。
1時間ほど作業をしてソファーに横になる。
すかさず膝に乗ってくる可愛いヤツ。
昨日はお留守番だったもんね。いい子いい子。
まあ筋肉痛で動きたくても動けないが。掃除もしたいし、布団も干したい。
父さんは今日はお仕事。きっと筋肉痛だろうな・・
長距離ドライブで疲労もMAX。何だか休日だという気がしない。
いらしてくださってありがとうございます。
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